CarbonioGFT(カーボニオGFT)は、数多くのロングフィンの種類を持っており、どのロングフィンが良いのか迷ってしまうことがあると思います。そこでこのページでは、カーボニオGFTのロングフィンを横断的に紹介し、オススメのフィン選びに役立てるようにしたいと思います。
このページの目次
CarbonioGFT(カーボニオGFT)のフィンの種類
カーボニオGFTのロングフィンは、全部で12種類のブーレドがあります。12種類ものブレードがあると、どのロングフィンが良いのか迷ってしまうこともあると思います。ここではこの12種類をわかりやすく分類してどのロングフィンが最も良いかの目安になればと思います。
年代別にブレードを分類
カーボニオGFTのロングフィンは全部で12種類あるとご紹介しましたが、ロングフィンが開発された年代別に分けると3種類のみになります。その3種類は以下の3つです。
それぞれの開発された年代は、Nano-Techが2018年、H.F. TECHNOLOGYシリーズは2012年、Prepreg CompositeはカーボニオGFTが創業した2008年です。基本的には、年代が新しくなればなるほど、技術の進歩により、より良いロングフィンとなっていて、値段も高くなりやすくなっています。ただし、各シリーズのフィンによっても値段が大きく異なりますので注意が必要です。それぞれの年代やフィンの数をまとめて紹介したいと思います。
シリーズ名 | 発表された年 | 発表されているブレードの数 |
---|---|---|
Nano-Techシリーズ | 2018〜 | 1種 |
H.F. TECHNOLOGYシリーズ | 2012〜 | 5種 |
Prepreg Composite | 2008〜 | 6種 |
Nano-Techシリーズは2018年に初めて発表されたブレードで、現在は1種類のみが発売されています。H.F. TECHNOLOGYシリーズについては、ロングフィンだけで5種類発売されていて、カーボニオGFTの技術力を世に知らしめた多くのフィンがあります。2008年のPrepreg Compositeは、6種類のフィンが発売されていますが、フィンを作る過程の技術というよりはフィンの形状など物理的な研究が多くなされていたフィンが多くなっています。そのため、形や大きさが様々なのがこの種類です。
次に各シリーズの特徴などを紹介していきたいと思います。
Nano-Techシリーズ
Nano-Techシリーズは、2018年にカーボニオGFTが世界で初めてナノテクノロジーを利用したブレードのシリーズです。このシリーズの製法は、ナノテクノロジーの研究開発を専門とするイタリアのナノテク社と独占契約をカーボニオGFTが結んで開発されているため、同じような製法のブレードは今後も他社からは出てこないと思われます。
現在のところ発売されているフィンのシリーズは、Nano-Teck Forceのみとなっています。このNano-Teck Forceは新しく開発されたブレードを利用しているため、現在のところオリジナルペイントのオプションができないです。そのため、オリジナルシリーズで独自のデザインを選びたい方は、他のブレードにしたほうが良いでしょう。また、最も新しいフィンのシリーズのため、値段も最も高くなっています。
H.F. TECHNOLOGYシリーズ
H.F. TECHNOLOGYシリーズは、2012年台から発表されたシリーズで、カーボニオGFTの代表的なシリーズが多くなっています。まずは、一覧で各シリーズを見ていきたいと思います。
- H.F.series ONDA pro H.F.(オンダプロ)
- Alpha Rhythm-Evo H.F. series(アルファ リズムエボ)
- Alpha H.F. series(アルファ)
- Aero H.F. series(エアロ)
- ONDA vtr H.F. series 32°(オンダVTR)
最も販売されているシリーズが、Aero H.F. series(エアロ)です。カーボンでできたブレードですが、ブレードの長さも長すぎず、小回りもしやすく更に他と比べて若干安くなています。ONDA vtr H.F. series 32°(オンダVTR)はこのシリーズの中で最も安いロングフィンですが、材質が100%カーボンではないため、若干他とは異なると思って頂いたほうが良いでしょう。
このシリーズのブレードは、品質が高く、フリーダイビングからスピアフィッシングにまであらゆるフリーダイビングに最適なフィンのシリーズです。
豊富なカラーリングもこのシリーズならどのブレードでも選択することができるため、オリジナルデザインをお探しの場合は、このシリーズのブレードを購入してオリジナルデザインのオプションを選択しましょう。
Prepreg Composite
Prepreg Compositeは、2008年に発売を開始された、カーボニオGFTの初期のシリーズです。最も安く、カーボン100%ではないシリーズのため、できればグレードアップをして、H.F. TECHNOLOGYシリーズ以上を購入したほうが良いかと思います。ただし、VTRシリーズは、現在でも人気のブレードです。それでは一覧で見ていきたいと思います。
- VTR Fiberglass Prepreg
- VTR Lady Fiberglass prepreg
- Apneapura97 Prepreg
- Apneapura Prepreg
- AGGUATO Prepreg
- PREDATOR Prepreg
商品一覧と各ブレードの簡易特徴
それでは、各シリーズの特徴をご確認いただいたところで、各ブレードについても一覧で紹介をしていきたいと思います。
シリーズ名 | ブレード名 | ブレード硬さの種類 | 推奨体重 | 値段 |
---|---|---|---|---|
Nano-Teck | Force | 3種 | 制限なし | 59,800円〜 |
H.F.series | ONDA pro H.F. | 1種 | 85KG以内 | 46,670円〜 |
Alpha Rhythm-Evo H.F. | 1種 | 55-80KG | 44,070円〜 | |
Alpha H.F. | 1種 | 81-100KG | 44,070円〜 | |
AERO H.F. | 4種 | 制限なし | 36,270円〜 | |
ONDA VTR H.F. | 2種 | 45-90KG | 33,670円〜 | |
Prepreg series | PREDATOR | 1種 | 75KG以内 | 31,070円〜 |
AGGUATO | 4種 | 制限なし | 27,300円〜 | |
Apneapura97 | 4種 | 制限なし | 31,070円〜 | |
Apneapura | 4種 | 制限なし | 28,600円〜 | |
VTR | 2種 | 55-90KG | 22,100円〜 | |
VTR Lady | 2種 | 35-70KG | 28,600円〜 |